バイオディーゼル燃料車が被災地で

バイオディーゼル燃料車が被災地で_d0085018_1452333.jpg

グロッセ世津子様からいただきました情報です。
ありがとうございます!

>天ぷら廃油で燃料を作る装置を車につんで走っているバイオディーゼルアドベンチャーの山田さんと永嶋さんが、花巻のやえはた自然農園や酒匂さんの農園を起点に釜石に支援に出掛けています。
情報がサイトで見れます。ぜひのぞいてみて下さい>とのこと。
被災現地の状況とかも書いてあります。

また仙台で被災され、医療関係者として日夜被災地で救援活動をしていらっしゃる本多直人さんのメールもご紹介してくださいとのこと。被災地から感動の本多さんの体験記です。

《体験記》はこちらから
   ↓



仙台で被災され、医療関係者として日夜被災地で救援活動をしていらっしゃる本多直人さんのメールをご紹介します。
ご本人の了解を得て公開させていただきます。

昨日の夜からガソリンスタンドに並び、20リットルの限定給油が出来たのが
13時間後の今日のお昼でした。さすがに少し腰痛気味です。
大手の食料品のお店には、朝から1000人近くの行列、コンビニの食料もあっという間
に品切れになっている状態です。
今日は、連絡のつかなくなっている妻の実家の家族の安否をなんとか確認したいと
他の患者さんのお家に水を運んでから、実家のある石巻に向かいました。
(20リットルのガソリンで、往復120キロのちょっと緊張感がありました)
町は、泥と海水で異臭が漂い、あちこちの道路はでこぼこでしたが
それでも、テレビのパニック風の編集とは全く違う場の空気を感じとることも出来ました。

さて、初日からいろいろありますが、ここまで印象に残った体験を少しレポ-トします。

「介護の場」
今回の地震が起きてすぐに問題になったのが人工呼吸器をつけていらっしゃる患者さんです。
電力を賄うことが出来なくなると、時間との勝負になります。
ガソリンの自家発電機も2時間程度のものしかないために病院に搬送することになりましたが、救急車ももちろん混み合っており、自家発電が切れる時刻に迎えに行けるかもわからないとのこと。
そこで今回は、次々と来る余震で今にも崩れてきそうな古い家屋に踏み込んで
病院に行くのを嫌がる患者さんを説得して何とか担ぎ出し、呼吸補助を家族の方にお願いして
なんとか無事に自家用車で病院への移動を終え、ほっと胸を撫で下ろした次第です。
こんなときは医療機関に頼ることが本当に難しいので、繋がりを持った者同士で声を掛け合い、協力をし合うことが命を救うことになります。
足をしっかり運んで、患者さんの顔をみて身体に触れ、「もう、大丈夫ですよ!」と
背中をさすりながら力強く車いすを運んでいくことも、心の不安を和らげるためにとても大切です。患者さんの安心されたそのお顔。本当に嬉しいものです。私たちも力を頂くのですね。
普段から介護の場がしっかりと育まれていることが非常時いかに力を発揮するか、改めて思い知らされた次第です。

「発電機付きの携帯ラジオは本当に役に立ちます」
その他にも、地震速報や、様々な現況を伝えてくれる懐中電灯の付いた携帯のAMラジオ(電池ではなく自家発電式です)は大変、役に立つということも分かりました。
当たり前のことのようですが、現状では、携帯やインタ-ネット等は、少し電気などの復旧した後の方が役に立つということだと思います。

「個人商店」
大手のコンビニやス-パ-よりも力を発揮しているのが、個人商店です。
普段は、近所の人しか訪れないような、影に隠れぎみな存在の小さなお店が機動力を発揮しています。

「日本人の凄さ」
さらにちょっと感動したことがいくつかありました。
その一つは信号機もない中で、車が驚くほどスム-ズにしかも譲り合いながら流れていること。
二つ目は、燃料や食料の供給に並ぶ長蛇の列を決して壊さず何時間も並び、声を掛け合っている光景。
ガソリンスタンドで並んでいても実に整然としていることにちょっとした感動を覚えます。

「横糸から縦糸が・・・」
被害の大きかった石巻の田舎に住む妻の家族も、津波の中で頭まで水が来て命からがらの思いをしたり、家屋や車を流されたりしながらも、お互いが助け合って元気でいてくれました。
ついでにまだ家族との連絡が取れない息子の友達を家に受け入れて、一緒にペットボトルにお湯を入れたコタツを囲み、私も皆も不思議なくらい明るく活き活きとした気持ちで、ろうそくの光を囲んでカレ-を食べました。
何気ない光景ですが、その場のあまりの温かさに日本人の横糸を創る素晴らしい力を感じずにはいられませんでした。
しかもこの横糸、贈与といっていいのか分かりませんが、互いが与え合う形を取っている為か、そこに、不思議な力強ささえ感じます。
今回に至っては、何か横糸が結びつきが強まっていくところから、あるときス-ッっと縦糸が生まれてくるような、そんな人々の姿を初めて見たような気がした次第です。
共存在の深化が今、目の前で、とても穏やかにごく自然に、しかも力強く起こりはじめている・・・!と感じた次第です。
何か、とても生命的なといいますか、さなぎがふっと皮を脱ぎ始めるような、そのふっと成虫に変わる瞬間を見せられたようで大変感銘を受けた次第です。

清水博先生(場の研究所)が、地獄と浄土ということをメ-ルに書いておられましたが、私はひょっとしたら浄土にいるのかもしれません。

今は「生きている」というところを共有する喜びの方が大きいのだと思いますが、これからが「生きていく」という重要なところにさしかかってきますね。
明日からも与え贈る思想でしっかりと動きます。

以上、今日の報告です。
本多直人
by ayura-smile | 2011-03-21 14:59

変容の時・・・・しなやかな心でいつでもどんな時でも愛に向かって「今ここ」から始めていきましょう☆


by 安生裕子(あんじょうゆうこ)
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